うつ病を2週間で治した思考術|人生が辛くなった時に読むコラム

さて、当コラムを読んでいただいている人はきっと「人生疲れたなぁ」とか「すべてが嫌になったな」と感じる人だと思います。
これから僕が話すことはアドバイスでもなければ、なにかよくなる改善方法とかでもありません。
書いている当本人が同じことを思ってるからです。
僕も「人生嫌だな」とか「人生つまらないな」とか「輝いてる人いいな」とか毎日思ってます(笑)
色々な記事を読み進めていくとわかるのですが、大体はアドバイスとかですね。
僕もそういった記事をたくさん読むのですが中々頭に入らないし、感情がそこまでうまくいかない。。。(笑)
だから!!僕は皆さんと「共感」するために当コラムを書くことにしました!
同じ気持ちの人が読んでくれていたら嬉しいです!!
1.そもそも人生疲れたと思っている理由は躁鬱病だから
僕は躁鬱病でした。
正直かなり重度なうつ病でした。
皆さん、躁鬱病の症状って知ってますか?
簡単に言えば「悲しいことがあっても嬉しいことがあっても最終的に死にたいと思う」厄介な病気です。
ので、相当心が折れやすいですよ?(笑)
でも、うつ病でも仕事はしていましたし、なんなら仕事をするうえでほとんど影響はありません。
だって、自分がうつ病なのは職場の人に関係ないし、お客様にはもっと関係ない。
ので、普通に仕事してましたよ?(笑)
皆さんの中でうつ病の方はいますか?
辛いですよね。
朝も起きれないし、そもそも身体に力が入らないし、身体が鉛のように重いですよね。
本当に辛いと思います。
そこで、うつ病のあなたに質問したいのですが、今助けてくれている人はいますか?
助けてくれているのが、パートナーや恋人ならうつ病で落ちている場合ではありません。
あなたに助けてくれる人がいるのであればまずは助けてくれている人に応えるところから始めてみてはいかがでしょうか?
逆に助けてくれてる人がいないあなた。
助けてくれる人が誰もいないって苦しいですよね。
僕もいません!(笑)
一人で抱え込みすぎてパンクしますよね?
誰か本当に助けてほしいって気持ちもすごいわかります。
しかし、実際のところ前者のうつ病になって助けてくれる人がいる人は
「特別な人間です」
誰も助けてくれないのが世の中ではニュートラル状態です。
ので、誰かに助けを求めたところで誰も助けてくれないのが、通常なのでそこまで落ち込まないでください。
実は誰かが助けてくれる状態は最高の幸せであって、病気になって誰かが助けてくれるのであれば「幸せを実感」しましょう。誰も助けてくれないのがニュートラルです。
2.ポジティブでいたら体調壊しまくって病になりました
人生に疲れてしまったあなた。
色々な読み物を読むと最終的には同じこと言ってますよね。
「ポジティブになりましょう!」って。
ポジティブってなんか素晴らしいし、ポジティブになっている自分はすごく好きだし、物事うまく進んでいる気がする。
でも僕が経験したのはポジティブになったからこそ身体を壊しまくりました(笑)
人間って恒常性維持機能(ホメオスタシス)というものがあり、環境が変化しても身体の状態を一定に保とうとする生命の働きのことです。
では、考えてください。
もしあなたのニュートラルがネガティブだとして、周りの「ポジティブになりましょう!」という意見を浴びるほど聞かされ無理にポジティブになったとしましょう。
恒常性維持機能はニュートラルに戻ろうとする反面、顕在意識のあなたはポジティブなことに魅力を感じかなり頑張ります。
つまり、潜在意識と顕在意識のバランスが崩れ、精神疾患や自律神経を痛めます。
僕のニュートラルは超ネガティブです。
しかし、周りの「ポジティブになりましょう!」とか「ポジティブな人の方がモテる」とかいう意見を聞いて無理にポジティブになって仕事もバリバリやって家族や悩んでいる人のためにめっちゃ動きました!
そう動いているのが楽しかったし、そうなっている自分が好きでした!
しかし、ある日突然喉がつまり、物が呑み込めなくなりました。
病院に行くと心因性嚥下障害と診断されました。
原因を聞くと、自律神経の崩れとうつ症状からでした。
つまり、恒常性維持機能を無視してなったのがこの心因性嚥下障害だとわかりました。
ので、無理にネガティブからポジティブに変えようと思うと身体に支障が出ますのでやめましょうね(笑)
ネガティブはあなた自身が持っている本質であって、本質を変えようとすると必ず身体や精神に異常が起きます。「ネガティブを変える」というよりは「ネガティブを楽観する」の方が人生楽しいですね(笑)
2-2.なぜ、ネガティブだと嫌われるのか?
現代ではネガティブな人や心が病んでいる人を変に嫌う人がいます。
それはなぜでしょうか?
「第三者に自分が病んでいるのを無理に共有しようとするから」です。
もちろん病むと苦しいし、誰かに助けてもらいたいって思いますよね。
僕も昔はそんな時期がありました!
しかし、「結局人は自分のプラスになることしか時間を使おうとしません」
自分が病んでいることを誰かに共有したところで「面倒くさい」としか思われません。
今まで寄り添っていた夫婦や恋人もパートナーがうつ病になったら切り離す人が多いでしょう。
これは人としての本能だから仕方ないのです。
動物は優位なものを求める本能があるのでパートナーが使い物にならないとなったら離別するのがニュートラルです。
ネガティブが嫌われてしまうのは「共感」しようとするからです。病んでいることを共感することによって優位さが欠けて人が離れていきます。
2-3.どうしても誰かに助けてほしいときは…。
どうしても誰かに助けてほしいときに行ったほうがいいことが一つあります!
「誰かを助けること」です!
人の身体の中に前頭前野眼窩内側部(ぜんとうぜんやがんかないそくぶ)という器官があります。
これは簡単に言えば「他人のためになにかをやると感じる幸せ」によって刺激され、人間の成長を促す器官のことです。
この器官は全世界に存在する生物の中で人間にしか備わっていないものです。
誰かを助けまくることにより、前頭前野眼窩内側部が刺激され気付いたら誰かに助けてほしいなんて思うことがなくなります。
いくら自分がうつ病でも人を助けることにより前頭前野眼窩内側部が刺激され心が成長し、気づいたらうつ病が治っているというケースが多々あります。
3.躁鬱病になってよかったこと
今、うつ病になって悩んでいるあなた、メンタルが弱くて悩んでいるあなた。
僕がそういった方々に会って感じたことは、うつ病になる人はとても真面目で優しい人が多いんですよね。
いつも頑張っているあなただからうつ病になるんですよ。
うつ病になったから見放すとか、うつ病になったから心が弱いと罵るのは正直論外。
僕も10代の時はうつ病の人を罵っていた論外人間でした。
いざ、自分がなったときにその人達の気持ちがよーーーくわかりました!!
それと同時に世間はかなり冷たいものだなというのも理解したし、冷たいからこそ一人ひとりが助け合うことが大切ではないかと思います。
「平らなること人間なり」
昔、祖母によく聞かされた言葉です。
「人は平等であり、助け合うことが人」ということです。
自分が誰かを見下すことがあるのであれば人以下です。
誰かが助けを求めているのに手を伸ばさないことも人以下です。
人にはそれぞれ形があって、皆がナンバーワンであってオンリーワンです。
そこに上下も優先順位も存在しない。
うつだろうが、うつじゃなかろうが人は人。
躁鬱になったからこそそういう些細なことに気づくことができました!
躁鬱になったからこそ世の中のうつ病の人たちの気持ちがわかります。
気付くことって人生でとても大切なことですよね。
もっと多くの気づきを求めているからこそ旅を続けているのかもしれません。
それでは今回も読んでいただきありがとうございました!!
ほしむらまひろ
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