【ファクタリング】フリーランスの為の先払いサービスとは?

フリーランス初期は収入が安定せず、急な出費がある月は「支払えない!!」なんて事もあるかもしれません。

 

最近はフリーランスのためのサービスが増えており、その中でも請求書を購入してもらい、その月に入金してくれるサービスが増えています。

急な出費がある月に利用すれば支払いは問題なくできるでしょう。

そのようなサービスをファクタリングとも呼ばれますが、一体ファクタリングがどのように利用できるのかを紹介します。

フリーランス向けのファクタリングとは?

冒頭でも紹介しましたが、ファクタリングとは業者が振り込み前の請求書を買い取り、手数料を差し引いた分の金額を即時に支払ってくれるサービスです。

 

簡単に紹介すると、請求書を買い取ってもらうサービスと認識しておけば問題ありません。

請求書を提出して支払いまでが長い場合

クライアントによっては翌月末に入金する決まりの場合、長くても一か月間待たなくてはいけない場合もあります。

一か月も待つことができない時にファクタリングを活用する事で、急な出費にも対応できます。

今月の出費がやばい時

フリーランスは会社員のように収入が安定しないので、給料が下がったけど急な出費が必要な事もあるかもしれません。
手数料を支払ってでも支払いを済ませたい時、入金待ちの請求書があれば即時入金してくれます。

ファクタリングの種類

ファクタリングの種類 取引先 手数料 振込までの日数
2社間ファクタリング 知らされない 平均10%程度 早くて即日
3社間ファクタリング 知らされる 平均1%程度 2社間より日数がかかる

ファクタリングには種類がありますが、種類をしっかり把握してから利用するようにしましょう。

大きく分けると二つに分かれますが、大きな違いは納品物を提出したクライアント側も知っているか知らないかの違いです。

 

どのように違うのかを詳しく説明します。

2社間ファクタリング

2社間のファクタリングはクライアント側にファクタリングの通知がいかないので、「ファクタリングを使っているのばれたくない…」と感じる場合は利用しましょう。

 

100%ばれないというわけでもありませんが、人員ミスがない限りはばれずに済むでしょう。

その代わり手数料が高く、10万円の請求書の場合は手数料として1万円取られてしまいます。

 

頻繁には利用したくないですが、入金スピードが速いので、急な出費時には助かるサービスです。

3社間ファクタリング

3社間のファクタリングはクライアント側にもファクタリングの通知が行くので、利用しても問題ない場合は3社間のファクタリングを利用する事で手数料を安く抑えられます。

入金スピードも2社間ファクタリングと比較すると遅いですが「明日必要!!」でなければ3社間のファクタリングも検討してみましょう。

 

手数料がとにかく安いので、10万円の請求書の場合1,000円程度で収まります。

ファクタリングを利用する際に確認するもの

最近はフリーランスの為のファクタリングサービスが増え、選ぶのに困ってしまうかもしれません。

ファクタリングサービスを選ぶ際は下記の観点を比較するといいでしょう。

  • 手数料
  • 利用者数
  • 買い取りしてくれる金額
  • 運営会社

ざっと上記の項目を確認しておきましょう

手数料

業者によっては手数料の違いが1~2%くらい違う事もあるので、選び方次第でとられてしまう金額を安く抑える事も可能です。

フリーランスとして活動している以上なるべく手元に残るお金を増やしておきたいですよね。

 

ファクタリングの業者を選ぶ際は必ず手数料を気にするようにしましょう。

利用者が多いか

利用者が多いほど信頼のある業者だと認識できます。

 

お金が絡む以上、安心できる業者に任せてトラブルなく取引したいですよね。

その業者を見極めるには取引者数を比較する事も大切です。

買い取りしてもらえる金額

業者によっては買い取りできる最低金額が決められております。

 

業者によっては1万円以上ではないと受け付けてくれない場合もあるので、本当に小金が欲しい時は買い取り金額でも確認しておきましょう。

運営会社

運営元の会社が有名であることも、選ぶうえで重要なポイントとなります。

 

自分の知っている会社だと安心感があるように、ファクタリングサービスを選ぶ際は特に信頼度がある会社の方がいいでしょう。

会社名に違和感を感じる場合は絶対に利用しないように注意しましょう。

ファクタリングのメリットとデメリット

これまでファクタリングのポイントや、運営企業を選ぶ際のポイントを紹介してきましたが、最後にまとめとしてファクタリングのメリットとデメリットを紹介します。

デメリット

ファクタリングを利用すると必ず手数料を取られてしまうのが唯一のデメリットでしょう。

本来払う必要のない金額を、ファクタリングを利用する事で支払う事になります。

 

できるだけ利用しないのが理想なので、なるべく利用しないような環境を整えておきましょう。

メリット

メリットはすぐにお金が入金される点です。

 

急な出費でお金が必要な場合に、請求書さえあれば誰にもお金を借りずに準備できます。

人や消費者金融からお金を借りるのにとても抵抗を感じるかもしれませんが、ファクタリングであれば抵抗は減るでしょう。

 

毎月利用する必要もないので、手数料もりようした月だけで、お金を借りる嫌な気持ちをしないのであれば安いと思っていいでしょう。

ファクタリングを提供している企業一覧

実際にファクタリングを提供しているサービスを4社紹介します。

FREENANCE

サービス名
運営会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社
手数料 3%〜10%
最低金額 1万円
種類 2社間ファクタリング
スピード 最短当日

PayToday

サービス名
運営会社 Dual Life Partners株式会社
手数料 1%~9.5%
最低金額 10万円
種類 2社間ファクタリング
スピード 最短30分

MSFJ

サービス名
運営会社 MSFJ株式会社
手数料 3%~10%
最低金額 10万円
種類 2社間ファクタリング
3社間ファクタリング
スピード 最短60分

labol

サービス名
運営会社 株式会社ラボル
手数料 10%
最低金額 1万円
種類 2社間ファクタリング
スピード 最短60分

ペイトナーファクタリング

サービス名
運営会社 ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
手数料 10%
最低金額 1万円
種類 2社間ファクタリング
スピード 最短10分

金融庁が注意喚起を出している理由

ファクタリングを検索すると、「金融庁」という単語が表示され、「大丈夫?」と思うかもしれません。

ファクタリング自体は違法行為ではありませんが、ファクタリングによる被害を減らすための注意喚起が記されております。

貸金業登録を受けていないヤミ金融業者

ファクタリングを運営するには、金融庁からの許可が必要になります。

貸金業登録を行わず、ファクタリングのようなサービスを運営している会社とトラブルが発生する可能性があり、問題になっても解決しない可能性もあります。

 

今回紹介した運営会社は問題ありませんが、上記以外の会社でファクタリングサービスを受ける際は注意してください。

高額な手数料のファクタリング

上高額なファクタリング手数料を巻き取る業者を「ヤミ金融業者」とも呼ばれますが、ヤミ金融業者を利用すると30%など考えられない金額の手数料を請求されることもあります。

 

利用しているうちに手数料が膨れ上がり、家や勤務先に恐喝しにくる可能性もあるので、ヤミ金融業者には十分に注意してください。

お金を借りるよりかはリスクが低い

ファクタリングに対して少し不信感を持っているかもしれませんが、請求書を買い取ってくれるサービスなので、実際にあなたはその分の仕事をしています。

 

手数料は取られてしまいますが、だれからもお金を借りることなく急な出費にも対抗できます。

 

フリーランスなりたてだと収入的な部分で安定しないかもしれないので、もし不安な方はファクタリングサービスに無料で登録しておきましょう。

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