20代で起業したかったらまずは「パーソナリティ」を磨くべき

今の時代では、起業のハードルが低くなっていると感じております。
しかし、いまだに「起業ってどうしたらいいんですか?」や
「フリーランスとして食いっぱくれないようにするにはどうすればいいんですか?」
などの質問が僕の元に寄せられております。
 
その時に僕が必ずいうことがあります。
それは「パーソナリティを磨くこと」です。
パーソナリティとは「人柄」「個性」などを意味します。
20代で起業を考えている人はまずパーソナリティを磨くしかありません。
 

起業のハードルは低いけども、決して簡単ではない

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企業のハードルが低いという話しをしましたが、
僕にとって起業は超難関でもなければ超簡単でもないと思っています。
ここで覚えておいていただきたいのは
「難しくもなく簡単でもない」ということです。
アバウトな表現をしておりますが、
このアバウトなものの中に「パーソナリティを磨く」ヒントが隠されています。
 
頭を柔らかくして読み進めて欲しいです。
 
パーソナリティとは人間性です。
人間性とは個性でもあれば人柄でもあり、マナーでもあります。
 
人間性と言って、人格者になれとか、
個性と言って、奇抜になれとか、
マナーと言って、ガチガチになれとか
こういう極端なことを言っているわけではありません。
 
「人としてどうあるべきか」を追求してくださいということです。
 
起業をして自由にお金を稼ぐ大前提として
「人としてどうあるべきか」の答えを自分自身で確立しなくてはいけません。
ここの答えが確立しないうちは、起業をしても思うようにいかないでしょう。
 
以前の僕もそうでした。
起業とはステータスだったり、見栄えだったりを考えていて、
本当の自分とはなにかを考えておりませんでした。
 
この芯がないと必ずうまくいきません。
 

芯が無くして、仕事はうまくいかない。

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みなさんは仕事と聞くと「スキル」や「技術」や「効率性」「賢さ」などを
求めるでしょう。
しかし、このみなさんが求めているものはどれも「他己評価」ではないでしょうか?
ここに芯はありますか?
 
僕はないと思います。
最終的に追い求めているものがスマートゴールで
さらには他己評価であるため、
ここに芯はないのです。
 
この芯がないことには、起業以前に仕事がうまくいかないです。
しっかり考えてください。
あなたが仕事を振る立場だったとしましょう。
仕事を受ける側の人の最終ゴールが他己評価だったら、
その人に仕事を振りたいと思いますか?
 
仕事を通しての最終ゴールではなく、
仕事を通しての他己評価を求めているのですから、
まず、成果にフォーカスはしてくれないでしょう。
 
先ほどもお話しをしました。
「人としてどうあるべきか」を追求すると。
 
人としてどうあるべきかを考えた時に
他己評価は人として、個として、あるべき姿でしょうか?
 
確かに他己評価はモチベーションと関わってきますが、
それが自分のあるべき姿とは言えません。
 
芯があるというのは自分が人としてどうあるべきかを確立した状態です。
そして仕事とは人と人との関わりです。
あるべき姿とあるべき姿が結びついて初めて成果を成すのです。
 
ここでパーソナリティが欠落していると本当の成果とはほど遠くなり、
仕事自体が円滑に進まなくなるのです。
 

自己中とあるべき姿は違う

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上記の文章を読むと、
「他己評価を気にせず、自分のあるべき姿を追求してください」と言ってますが
これは決して自己中になれと言っているわけではありません。
もう一度言いますが、
「人としてどうあるべきか」が大切です。
 
自分のあるべき姿を追求するのは常に行ってください。
しかし、人と一緒にいるときに、
人の話しを聞かないで、自分のあるべき姿を追求し
上の空になっているのは、論外です。
 
僕はクライアントと直接対面するミーティングの場面ではPCはほとんどいじりません。
もちろん友人や仲間とお茶をしているとき、食事をしているときも
他のことは一切しません。
 
人としてどうあるべきかを考えた時に、
自分の殻にこもり、自分だけを見つめるのは論外だからです。
 
起業の相談をされるときに、
ほとんどの人は、一緒にシェアをしている時間の中で、
自分だけしか見ていない状態です。
 
僕は基本的にその姿勢を見せる人は
起業に向かないなと考えております。
 
時間は有限で、お金よりも大切なものです。
他人とシェアをしている時間で作業や上の空は
人としてあるべき姿ではありません。
 
時間をシェアしているのであれば、
その時間をお互いにとって有意義にするのが
人としてあるべき姿です。
 
自分を追求する姿勢は大切ですが、
他人とシェアしている時間に自分しか見つめていないのは
ただの自己中です。
 
あるべき姿とは人を通して初めて確立するものだと考えております。
 

パーソナリティ(人としてどうあるべきか)を磨いた先に

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上記の文章をまとめて読むと、
あなたが求めている情報があまりなかったと思います。
それはそうですね。
この記事を読んでいる方は、おそらく
「起業をするときの具体的なスキルを知りたい」
「自分のスキルになる情報を知りたい」
「簡単に起業ができるコツを知りたい」
「成功できるコツを知りたい」
などと思っているでしょうから。
 
しかし、ここがこの章のポイントです。
 
あなたが求めているものがスキルなのであれば、
なおさらパーソナリティを磨く必要があります。
 
僕が出会った一流の成功者の中で
具体的なスキルを丁寧に教えてくれる人はいませんでした。
一流の人が教えるのは常にマインドです。
 
それはなぜか?
 
しっかりとしたマインドがないとスキルなんて手に入らないからです。
 
スキルを求めている人で共通して言えるのは、
マインドが実ってないです。
スキルというのはあなたの感覚であなた自身が考えて身に付けるものです。
それを人に求めるのはいかがなものでしょうか?
 
一流の成功者の教えはそこにあります。
自分のマインドを教えることができても、
スキルを教えることはできません。
 
だからこそ、最短でスキルを身に付けるための
箱となるとマインドを教えているのです。
 
スキルが水だとしたら、マインドは器です。
器がなければ、スキルを豊富に身に付けることができません。
 
そして、マインドとはパーソナリティと比例するものです。
人としてあるべき姿を確立することで、
マインドがしっかり身につき、
最終的には無数のスキルになるのです。
 

最終的にパーソナリティを磨くことが起業(自由に稼ぐ)の近道

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知識を身につけただけではただの頭でっかちです。
僕も20歳、21歳の時はそうでした。
知識を身につけただけでは説得力や人間力が身につきません。
僕は金融マン時代に一流の知識を身につけましたが、
それだけでは、僕よりも一回りも二回りも上の大人の心は動かせませんでした。
「へぇー。勉強してるんだね」
「お勉強はできるんだね」
しか言われず、契約を取れませんでした。
そこで、パーソナリティを深く考え、
人としてどうあるべきかを確立させた時に、
今まで勉強した知識が初めて花を咲くことができると感じました。
人に寄り添い、人の悩みをその人の立場になって、
解決する仕事が本来の自分が長年やっているコンサルの仕事なのです。
コンサルというのは頭でっかちだけではできません。
相手の意見に常にアンテナを貼り、求めているものを敏感に感じ、
求めているものに対して、知識を売るのがコンサルです。
この視点に変えてからは仕事がたくさん来るようになり、
今では、起業ってそこまで難しくなかったな!と思っております。
20代で起業をしたいあなたへ。
まずは、パーソナリティを磨きましょう。
知識はパーソナリティの後に身につきます。
 
 
 
 
 

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ほしむらまひろ

お絵かきマーケター。現代アーティスト/イラストレーター/Webマーケター/Webデザイナーとして活動中。純金先物販売→トレーダー→保険会社→広告代理店の経験を経て、某Web制作会社を設立。2021年にアートの道に転身。現在はWebマーケティングとイラストレーションのスキルを複合させ、「お絵かきマーケター」として様々な案件の集客サポートを行う。

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